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憤慨一覧

国際政治の影響によって、その都度日本に在留する外国人への影響が懸念されること。

平和を祈願すべき終戦の日・光復節に日本と大韓民国との間で政治的な騒動が起こりつつある(否、既に起こってしまったか?)
日本に住むコリアンは、北も南も分け隔てなく本国と日本との政治的摩擦による影響を即時にモロに受ける身だ。
アメリカの大学生がターバンにヒゲを蓄えた人間を狙って銃を乱射した事件が起こったが、とにかく国家間や宗教間の諍いに関係の無い市民が巻き込まれるのは迷惑千万。
今回の韓国大統領の発言により日本に住むコリアンが大小様々な被害に遭わないことを祈りたい。
現在及び今後在留手続を行うニューカマーに不利益な取り扱いがなされない事も。

新しい在留管理制度における再入国許可利用の際に陥りやすいと思われらる落とし穴について。~その②~

先日入国管理局で友人に出会った。
Aカウンターに並んでいた友人に声をかけると、娘が海外へ行くのに再入国許可を取りに来たとのこと。
日々韓国の方たちと接していてすっかりお節介やきに変貌した僕は、『再入国許可?そんなの取らなくても良くなったよ。』と言ってあげた。
その友人は『エッ!何で!』と驚いた様子だったので、新しい在留管理制度によるみなし再入国許可についてレクチャーしてあげた。
『友人は大変ありがたい、君は救世主だ!』と言って僕のことを誉めてくれた。
照れくさかったが正直嬉しかった。
これで話が終わっていたらただの自慢話になる。(ちなみに人の自慢話ほど聞いていてつまらないものはないのだが、、、)
実はその友人は子供の外国人登録証明書を持ってきていなかったのだ。すなわち、そのままAカウンターに並んでいても子供の再入国許可は得られなかったであろう。
さらに、次の日その友人から子供の外国人登録証明書を紛失してしまっていると連絡があった。
子供が出国する日は既に明後日に迫っている状況。
すぐに外国人登録証明書の再発行、否、特別永住者証明書の交付申請に行くように伝えた。
出発日前日に何とか子供の特別永住者証明書の交付(外登証紛失による交付)申請を終えた友人だったが、ここで僕も予想しなかった問題が!
入国管理局で会ったとき僕が得意げにレクチャーしたみなし再入国が利用できないらしいのだ。
次の日に出国することを心配した友人が区役所の人間に念のため聞いてみると役所の人間が入国管理局へ問い合わせてくれて『利用できない。』との回答を得たのであった。
友人から電話をもらった僕は、それはチョットおかしいんじゃないかと入国管理局へ再度問い合わせて見た。
入国管理局の見解は、有効な旅券と在留カード又は特別永住者証明書若しくは外国人登録証明書を所持する者が『みなし再入国許可制度』を利用できるとなっているので、証明書交付指定書(再交付などの際に役所が発効する受理票みたいな紙)では利用できないとのこと。
でもこれって不公平じゃありません?
永住者や中長期在留者の在留カードは交付の窓口が入国管理局となっているもののカードは即日交付される。
一方、特別永住者については特別永住者証明書の交付の窓口が市区町村の窓口と便利ではあるものの、再交付までの時間が3週間程度となっている。
何とも煩わしい制度となっているのだ。
果たしてこれで外国人の利便性が向上するとでも思っているのだろうか?
早速苦情の申立を行った。
そこで判明したことは、
①永住者や中長期在留者と違って特別永住者証明書はお台場の東京入国管理局でのみ交付されていること
②特別永住者証明書は市区町村の窓口でしか交付されないこと
であった。
さっきも言ったが永住者や中長期在留者の在留カードは即日交付される。
何故に特別永住者証明書の交付だけが東京入管でのみ交付されるようにしたのか!
少なくとも即日交付が可能なように改善すべきだし、『新制度が始まって間もないので混乱している。』など、最初から予想できたことで何の言い訳にもならない。
第一、今の世の中カードの交付に3週間もかかるなど役所の怠慢としか言いようがない!(特にコリアンは気が短いのだ!!)
怒りを抑えつつ、紳士的に改善の要望を伝えた僕なのであった。
お終い。

法務省苦情受付の電話番号:03-3580-4111

マンガ『カバチタレ2』第22巻に出てくる行政書士補助者栄田(さかえだ)のとった行動は、責められるべき行動か?

新聞やニュースの見出しで「虐待」の文字を見かけると、誰しも心を痛めると思います。
このブログでも取り上げた大阪の2児置き去り死事件では、先日、子供を置き去りにして餓死させた女に対して、懲役30年の判決が下っております。(もっとも女は控訴しよりましたが。) ※過去のエントリー参照 : https://www.shon.jp/blog/archives/528
あんな痛ましい事件があったにもかかわらず、依然として新聞やテレビのニュースでは幼児を虐待する親やその親と交際しているロクデナシが逮捕されたとの報道があとを絶たない。
いったいどういった理由で、言葉も話すことが出来ない幼い子供が死んでしまうほどの暴力を振るうのか?
多分そんな輩に理由など無いのだろう。
行政書士の活躍を描いた『カバチタレ』という漫画があるが、そこに登場する行政書士補助者の栄田の行動がとても興味深い。
たまたま通りかかったアパートの前で子供の泣き叫ぶ声を聞いた栄田は、動物的直感を頼りにすぐに行動を起こす。
子供の泣き叫ぶ声のするアパートの部屋へ乗り込んで行くのだ。
あくまで、マンガの中の話。
それでも彼のとった行動は、その子供の命を救うことになったのかも知れない。(実際にマンガでは子供を救っている。)
反対に、彼自身が軽率な行動をとったとして、警察沙汰にされたり民事上の損害賠償請求を負わされていたかも知れない。
僕は、あのマンガに出てくる栄田の行動にいつも共感する。
『勘定』では無く、『感情』で動くことも時には必要だと思うのだ。

その時の彼の台詞、
『ええか、虐待を受けとる子どもはのう、地獄からぬけ出すために自分から誰かの手を握ることもできんのだぞ?まわりの大人が手を差し伸べてやらんといけんのんじゃ!近所づきあいや自分の体面がなんぼのもんじゃちゅうんや!』

どこかで子供の泣き叫ぶ声が聞こえたら、ただ耳を傾けるだけではダメなのであった。
お終い。

わが子を殺す親。

大阪市西区であった幼い子供二人の放置死事件の裁判員裁判が行われているようだ。
被告人である母親は殺意を否認している。
個人的な考えだが、このような残虐極まりない事件を起こす人間は精神的な病に罹ってるとしか思えない。
病気なのだ。
(そうでも思わないと生きることが嫌になってしまう。)
でも、病気だからといって許してしまうことができるでしょうか。
あの事件を思い出すたび、密閉された部屋で泣き叫ぶ姉弟の姿が頭をよぎり、言葉に出来ない感情がこみ上げる。
被告側は、幼い頃の両親の離婚や養育環境を理由に情状酌量を求めているようだ。
確かに、彼女にしか理解出来ない事情や言い分があるのだろう。
しかし、光市の事件もしかり、幼い頃の家庭環境を理由に殺人者を許してしまっていたら、この世の中殺人鬼予備軍だらけになってしまうのではないでしょうか。
果たして、自分の子や身近な存在の子供が犠牲になった時、そのような理由で納得する親がいるでしょうか。
社会全体の取り組みでこのような事件をなくそことも大事ですが、自分の子供は自分で護るとの親達の覚悟と、他人の子であれ社会的弱者である子供達に周りの大人が関心を持つことが、最優先されるべきだと思います。
薄暗いマンションの一室でお腹をすかして泣きながら死んで行った二人の命を無駄にしないためにも。
近くから子供の泣き声がしたら、まず耳をかたむけることから始めようと思います。

いじめについて。

いまだに後を絶たないいじめによる自殺者。
今日も新聞に中学2年生の子供を亡くした父親のコメントが出ていた。

『息子と見たい世の中があった。
亡くした息子が連れてきたであろう嫁となる女性やその二人の間に産まれたであろう孫達との未来が、、、』

何と悲しいことだろう。

だが、それだけではないのだ。
孫にもやがて妻ができたであろうしその二人の間にもまた子供が産まれ、、、
脈々とつらなる人の歴史を“加害者”達が絶ってしまったのだ。

学生時代、間違いなくいじめに遭うタイプではなかったが、ともすればいじめる側に立っていたのではないかと今思い出すとおぞましい。
子供達に自主的に自覚をもたせるのは至難の技で、“常にいじめの加害者たる学校”と“子供を見守る大人達の視線”だけが、いじめを防止する唯一の方法なのではないだろうか。

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