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憤慨一覧

『やられたらやり返す!』ではもう遅いのではと思うこと。

またもストーカーの犯行と思われる痛ましい事件が起こった。

報道で毎日のように取りざたされている女子高生殺人事件だが、犯人は21歳の青年で事件によって自らの人生までをも棒に振ってしまったと言っていいだろう。

仕事柄、夫婦間のトラブルについての相談を受けることも多いが、その多くが妻に三下り半を突き付けられた『男たち』による嫌がらせ行為への対処の仕方だ。

実に未練がましく、暴力的で、利己的な行動をとる男たち。

配偶者や恋人に別れを告げられた時、それまでの『愛情』がどんな経緯で『憎しみ』や『殺意』に変わるのだろうか?

同じ男として想像はしてみるもののまったくピンとこない。

現在マスコミは警察批判に矛先を向けているようだが、警察とていずれ『殺人者』となる人間を見分けることなど不可能であるし、24時間体制で一個人を警護することなどできないのではないかと思う。

マスコミや周囲が何と言おうと被害者の無念と親族の絶望は癒えることは無いだろう。

桶川で起こった事件以降、いったい何人の女性が命を落としたことか。

このような事件が起きるたびに『やられる前にやる!』以外、我が子を護ることは不可能なのではないかと思ってしまう。

『やられたらやり返す!』ではもう手遅れなのではと思うのであった。

(あくまでも想像の話ですが。)

街で見かけた子どもを叩く大人のこと。

街に出ると、いい大人が子どもを信じられないほどの強さで叩いていたり、耳を塞ぎたくなるような下品な言葉を使い大声で叱っている光景をここ最近立て続けに見た。

いずれも自分の子どもだと思われる。

近年急速に表ざたになっている児童虐待問題だが、世間に聞こえてくる被害を受けいる子どもの声は極わずかに過ぎないだろう。

子どもの虐待のニュースほど胸が痛むものない。

正直、虐待している親を見ると逮捕して警察へ差し出したくなる。(それこそ『カバチタレ!』に登場する行政書士補助者栄田のごとく。)

子どもじみた発想だが、心底憎しみを覚える。

どうすれば一番信頼出来るはずの自分の親から子どもたちが虐待を受けずに済むのか、何度も考えた。

『子供時分に虐待を受けたことのある親がそれを自分の子どもに繰り返す傾向にある』とか、あらゆる原因や統計結果を見ることがあるが、そんな理由で虐待を受ける子どもはたまったものではない。

子どもを虐待から守る法整備・環境整備を、もっと厳しいものとして実現してほしい。

(例えば誰でも緊急逮捕できるようするだとか。児相に更正した元ヤクザを雇い入れるだとか。)

虐待している親を教育したり救済するよりも、今、この時、死の危機に瀕している子どもたちを助けることが優先されるべきだろう。

北朝鮮に関する報道が連日新聞を賑わせていますが、そのことについて感じたこと。

何かと新聞紙面を騒がせている「北朝鮮」に関連する(と言うか関連付けられている)話題について。

昨日の新聞記事(朝日新聞)では、北朝鮮出身(いわゆる脱北者と呼ばれている方)で都内の公立学校へ通っていた学生に対して、生徒を積極的に受入た学校長や物資の積極的な提供を申し出た生徒や保護者、それに差別的な行動をとった一部生徒達に国籍を理由に差別することの理不尽さについて熱心に指導した教師達の話を非常に感動的な文章で紹介していた。
その記事を読んで、非難の集中砲火の対象となっている北朝鮮や関連する人々への心温まる話として正直感動した。
しかし、今朝の新聞ではこれと真逆のことが起きていることも事実として紹介されていた。

東京都町田市では、市内の公立小学校(希望する私立学校も含む)の新入生に防犯ブザーを配布していたが、「北朝鮮をめぐる社会情勢」を理由に同市内に所在する朝鮮学校に限って配布を取りやめていたとのこと。
市の教育委員会の決定らしいが、こんな決定をする大人達が子供らにいったい何を教えられるのか疑問だ。
正直、「国の偉い方達」には何の期待も持たないが、直接子供達と係わる教員や学校関係者、教育委員会には国の方針とは違った独自の考えを持って行動してほしいと思う。

朝鮮学校に通う子供達は、自分の意思でそこへ通い始めたのでは無い。(少なくとも小学1年生はそうでしょう。)
そのような子達に差別的な取扱いをすることは許されることでは無いはずだ。
「果たして、本当に防犯ブザーを必要としているのはどっちの生徒?」
こんな単純な発想がでないかな?

導入が検討されている道徳教育。
子供達にではなく、こんなこともわからない今の大人達にこそ道徳教育を施す必要があるのではないか?と思ったのであった。

大阪の不明女児の遺体が発見されたニュースに接して思うこと。

ネットのニュースタイトルを見て、『もしや!』と思ったのもつかの間、また別の意味での残酷な事件の報道であることを知った。

最初に頭に浮かんだのは、『吉川友梨さん』のことだ。

平成15年から行方不明になった女性(事件当時9歳)で現在もその消息は不明だ。

近隣で起こった事件でもあり、忘れることが出来ない。

昨日のニュースでは、大阪市内の女児(6歳)が数年前から行方不明になり両親が女児の児童手当を不正受給したとして詐欺容疑で逮捕されたとのこと。

マスコミの言うことは半分ほどしか信用しないことにしているが、もし事実だとすれば鬼畜のような人間の仕業である。(何らかの動機や理由はあるにせよ。)

報道によると、女児は平成18年に大阪市内で生まれたがその直後に死亡。

女児の遺体は、母親が別に借りているマンションの押し入れにあったスポーツバッグの中から発見されたらしい。

10年が過ぎてもわが子の行方を追い続けている親がいる一方、生まれた直後に自らわが子の人生を終わらせる親もいる。

何ともやりきれないニュースが本当に多い。

<吉川友梨さんの情報提供を呼び掛けるサイト>
http://www.jtw.zaq.ne.jp/ittyan/yurichan_top.htm

やっぱり面倒くさい!新しい在留管理制度における在留カードの漢字氏名表記について。(その2)

昨日に引き続き在留カードの漢字氏名表記における面倒について。

ある韓国籍女性(26歳)が、日本に在留する母の扶養を受けて日本で滞在するために在留資格認定証明書の交付を受け日本にやってきた。(ちなみにこの方の在留資格は『家族滞在』である。)

昨日のブログでも紹介したとおり、上陸港で交付される在留カードには英文氏名しか表記されないのでその方が受けとった在留カードにも当然漢字氏名は表記されなかった。

上陸港にて在留カードの交付を受けた外国人は、その時から2週間以内に住所の届出を行う必要がある。(上陸港で受けとった在留カードには住所の欄が『未定』となっているのだ。)

その方は『家族滞在』者として日本で在留する母親の子として住所地の届出を行うべく日本の役所へ出向いた。

勿論、親子であるとの疎明資料を持参して。(ちなみにこの親子は韓国籍のため、領事館で入手した『家族関係証明書』及び日本語訳文を持参させた。)

いざ窓口で住所地の届出を行うと、役所の人間は次のように言ったのだ。

<em>「住所の届出自体は可能ですが、あなたとお母様の親子関係が確認できません。確認できるようにもう一度書類を揃えて出直してください。」</em>

早速僕の下に電話があったので、その場で役所の人間に換わってもらった。

役所の人間の説明はこうだ。

<em>「確かに韓国の『家族関係証明書』をお持ちですが、この方の在留カードには英文氏名しか表記がありませんので、家族関係証明書及びその訳文に記載されたハングル及び漢字氏名では同一性が確認できません。」</em>

ではどうすれば良いかというと。

<em>「先に入国管理局へ出向いて在留カードに漢字氏名を併記してもらって再度窓口までお越しください。」</em>

<em>(あんた、入管がどこにあるか知って言っているのか!外国人が行くには過酷な海の横の過疎地やで!)</em>と心の中で叫びながらも、では家族関係証明書の本人の氏名の部分を英文で表記して出直しますので、それで受け付けてくれますよね!と言って本人達には出直すように指示した。

果たしてこれで認められるかはやってみないとわからないが、一応は役所も対応してくれるようなので後日報告したいと思います。

とにもかくにも、現場では本当に面倒なことが起こっていますよ!

お終い。

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