韓国一覧
在日コリアンが婚姻届をする際、「本国の独身証明書を持参するよう」に言われたらどうする?②
- 2023.02.17(金)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) , 戸籍・住民登録
続きを書きます。
前回のブログで本国の独身証明書が出てこない在日コリアンは日本の役所で婚姻届が出せないかと言うと「そうではありません」となります。
実際僕の事務所に年に数回全国各地から問い合わせが来ますが、電話で下記のとおりに説明するとその後「先生の言ったとおりにすると届け出ができた」との返事をくれます。
要は『本国に自身の身分関係の届け出をやっていない(戸籍が無い)在日コリアンの特殊事情を考慮して『独身だと言うことを誓約する【申述書】なる書類を提出することで本来必要となる書類の提出を大目に見てもらう』やり方になります。
『それでも「ダメだ!」と言い張る役人がいたらその場で僕に電話ください』と言ってますがかかってきた電話はありません。
ちなみにこのような電話でのやり取りは全くの無償で事務所の経営においてはなんの利益も産みません。
それでもそうやって親切にやっているときっとどこかで別の依頼に繋がることを信じています。
ちなみに先日も電話相談でやり取りした女性からバレンタインのチョコが届きました。
連絡先が無かったのでこの場を借りてお礼します、、、ありがとうございます。
韓国への渡航にビザが不要になる日はいつになるのか?
- 2022.07.05(火)
- VISA・在留資格関連 , コロナ関連 , パスポート
コロナが発症して以降、渡航制限を経てやっと日韓間の観光が再開されましたね。
しかし、この間に2002日韓共催ワールドカップから続けられていたビザなし交流が途切れてしまいました。
そのしわ寄せが、つい先日の『ビザを求めて韓国領事館前に長蛇の列!』報道など、両国国民にジワリと生じています。
今朝の報道によりますと、日韓財界首脳の3年ぶりの対面の席で、『ビザなし交流再開』を求めて声明が発せられました。
これに反対する勢力もあるでしょうが、そもそもその方たちは両国に興味も行く用事もない方たちでしょうから、再開を望む勢力が発する声はそっとしておいて欲しいですね。
ちなみにビザが必要となったことで手続上、かなり困惑している方たちもいるようです。
日韓2重国籍を持つ子どもたちです。
彼らが困っているその理由とは、、、明日に続きます。
韓国が1年間何度でも入国可能な<マルチビザ>を準備しています。
- 2022.06.30(木)
- VISA・在留資格関連
今朝の新聞によると、韓国政府が7月から日本や台湾、マカオからの観光客に対して、<1年以内なら何度でも韓国に入国できるマルチビザ>を発給すると発表したとのこと。
6月1日から再開した短期観光ビザに続けて<観光客誘致>に全力投球していますね。
ビザの申請のために領事館前に長蛇の列ができていた報道を僕も見ました。
観光客の誘致にビザの手続きが支障となっていると判断した国が即応した形。
また今後オンラインでのビザ申請も整備していくとのこと。
日本と違って決定から実行までが本当にスピーディーな韓国らしい取り組むですね!
韓国大統領選の結果が判明。政権の保守回帰により在日朝鮮籍者にとって韓国渡航等政策面で不利に作用する可能性が、、、
- 2022.03.10(木)
- パスポート , 国籍・家族関係登録(戸籍)
パククネ大統領からムンジェイン大統領への政権交代によりそれまでほとんど認められなった在日朝鮮籍者の母国(韓国)訪問が部分的に緩和されました。
日本の方には理解しがたいでしょうが在日コリアンのうちいわゆる朝鮮籍保有者のほとんどは、祖先の出身地が韓国側にあります。
当然先祖の墓も親族も韓国に居ますので、彼らにとっての母国訪問は韓国への渡航になります。
対北朝鮮融和路線を取ったムンジェイン大統領は、在日朝鮮籍者の韓国訪問をほぼ無条件で受け入れると表明、実際にパスポートを持たない在日コリアンの多くが<臨時パスポート>を取得して墓参りや観光目的で韓国を訪れました。
今回、野党候補が当選し、保守派と見られている新大統領が就任することで、パククネ元大統領当時の在日コリアン政策が実施されると、朝鮮籍者の韓国訪問は相当難しいことになるのではと推測されます。
5月の就任までに駆け込みで<国籍変更>をやっても正規のパスポートを申請する段階で政権交代が完了していると、在外公館(韓国領事館)でどのように取り扱われるかわ未知数。
コロナ終焉後の韓国渡航を楽しみにしていた方たちにとっては大きな痛手となるでしょう。
韓国大統領選挙の投票に行ってきました。
- 2022.02.28(月)
- ただいま休憩中・・・
朝の8時から領事館で投票受付をしていたので、最終日ギリギリに大統領選挙の投票に行ってまいりました。
在日コリアンで韓国パスポート所持者には大統領選挙と国会議員選挙の投票が認められるようになって久しいですが、僕は大統領選挙には必ず行くようにいしています。
選挙が近づくと領事館から各候補者の選挙公約が記されたサイトの案内が届きます。
それを隈なく見ることはありませんが、大体の人物像はやはりメディア情報になります。
今回僕が参考にしたのは日本の新聞で語られる韓国の政治評論家たちによる人物像でした。
どちらがより日本と韓国の親睦に力を入れる政策をとるのか?
異国にいる僕の関心は正直そこに尽きます。
果たしてどの候補者が勝つのやら、、、これまでの成績は1勝1敗。
果たして勝ち越せるでしょうか?