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パスポート記事一覧

韓国出張 ②。

2泊2日の強行スケジュールもあっという間に終わろうとしている。
初めてのソウルは仕事もうまくいき、何よりナマの韓国を体験できたことがとても大き成果となった。
これもすべて、今回通訳を依頼してくださったクライアントと現地でのガイドを引き受けてくれた“弟”のおかげだ。
最後のチェックアウト直前には、日本語と韓国語を話すカナダ人ともコミュニケーションを取ることができて、多文化を肌で感じられた。
印象に残ったのは、8年間日本でオーバーステイしていたことを自慢話のように明るく話すタクシーの運転手で、その陽気な笑顔と荒々しい運転に何故か口では説明できない親しみを感じたのだった。



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韓国出張。

韓国のパスポートを使って、初めてのソウル出張へ出た。 正直飛行機には乗りたくなかったが、船で行くわけもいかず、関空から約2時間かけてソウルに降り立つ。
上空から眺める母国は、日本のそれと何ら変わらないが、過去にこの地で巻き起こった悲しい戦争を、想像せずにはいられなかった。

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劇団『航路』韓国公演。

今朝の毎日新聞に記事が載っていた。

在日3世が主催する劇団が韓国で公演を行ったとのこと。

主演する在日1世役を日本人俳優が演じていたとか。

演劇を観た韓国人親子のインタビューの内容も興味をそそられたが、この記事で主人公として扱われていた『在日3世の金さん』が何故韓国へ同行しなかったのかが気になった。

答えは、彼の国籍が『朝鮮』であったがためだ。

現在の韓国政府は日本の外国人登録の国籍欄が『朝鮮』となっている方達への韓国への渡航をほぼ認めていない。

これは政治的な判断によるものだ。

韓国政府が現政権に変わってから、それまで有効に機能していた『朝鮮籍』在日コリアンの訪韓が急に認められなくなってしまった。

現韓国大統領は一時的にではあるにせよ、大阪市平野区に在住してたことのある元在日コリアンであるのに。

様々な思惑の入り混じった政治の世界は理解不能であるが、日本でマイノリティーとして苦難の歴史を生きてきた在日コリアンへの同族による厳しい措置に怒りを覚える。

『韓国へ行きたかったらさっさと韓国籍へ変えろ』と無神経に言い放つ人間もいるが、皆それぞれ意思や主張や家族の歴史があるのだ。

今朝の毎日新聞記事によって、『在日3世の金さん』の思いが私には強く伝わったのだ。

2012年に行われる韓国大統領選挙によって、『在日3世の金さん』のような方々が自由に故郷を訪れることが可能になることを願いたい。

そのためにも、在外コリアン(韓国籍で在外国民登録者に限る)は新たに与えられた選挙権を責任を持って行使しましょう。

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