子供一覧
民法見直し、再婚後に出産した子は「夫の子」に。
- 2022.02.15(火)
- 戸籍・住民登録
嫡出推定と言う言葉を聞いたことがある人は少数だと思いますが、この単語のせいでいわゆる『無戸籍』の子が多数存在しています。
簡単に言うと、暴力を振るうバカ夫が離婚もしてくれず(嫌がらせですね)その輩から逃避行した女性が新天地で出会った男性と恋愛し子どもが生まれたとします。子どもの出生届を出すときに届出書の父欄にはバカ夫の名前を書かないと日本の役所はそれを受理しないのですね。法律を作っているのも(国会の人)法律の正当性を判断するのも(裁判所の人)ほとんどは高齢のオジサンたちですから、男優位の超古臭い思考で物事を決めているのが、この女性のみに不利益を押し付けるルールを存続させた理由であることは明らかです。
2022年にもなってやっとこのルールが見直されるようですね。
遅きに失した感は否めませんが、日本も少しずつですが社会が抱える様々な差別と向き合うようになってきたのだと喜びましょう。
「女性は離婚後すぐに再婚できない」ルールが変わりそうです。
- 2022.02.03(木)
- 戸籍・住民登録
ちなみに、2021年版「ジェンダー・ギャップ指数」では、世界153カ国中、日本は120位。
韓国戸籍と家族関係登録と在外国民登録とパスポートと(補足)。
- 2021.08.21(土)
- パスポート , 国籍・家族関係登録(戸籍)
前回までで、
家族全員を『朝鮮籍のまま』韓国戸籍(家族関係登録簿)に載せたい
との依頼が『朝鮮』の妻の件で頓挫したように説明をしましたが、この家族の〈子どもたちの韓国パスポート取得〉に絞って考察すると、解決方法が無いわけではありません。
どのような方法かというと、
①夫は“登録簿がない妻”と婚姻申告をする
②父と“登録簿がない母”との間に生まれた子どもの出生申告をする
③子どもの在外国民登録を行う⇒残念なことにこの時点で子どもの『朝鮮』籍の維持はできなくなります、、
④子どものパスポート発行申請をする
ちなみにこの方法のうち、①と②は領事館を経由せずにしなければ通りません。
オリンピックを2倍楽しむ。
- 2021.07.30(金)
- ただいま休憩中・・・ , 兵役
柔道の大野将兵選手、本当に強かったです。そしてとてもかっこよかったです。
僕は柔道はやったことはありませんが、大野選手のプレースタイルは『相手の技を受ける覚悟で常に一本を狙って勝負に挑んでいる』ように見えましたから。
他を寄せ付けないほどの圧倒的な強さがそれを実現させているのでしょうね。
個人的には韓国代表のアンチャンリン(安昌林)選手に決勝まで進んで大野選手と戦ってほしかったですが準決で負けてしまいました(その後アン選手は銅メダル獲得!いろんな意味でよかった、、、)。
僕はいまだに国籍が韓国なのでオリンピックは日本と両方を応援しています。
一緒に観戦している子どもらも僕と同じように両国に声援を送っているので個人的には『オリンピック2倍楽しめてる!』とお得感を感じています。
ナショナリズムは好きではありませんが国を思う『時』をどの場面に持ってこようが国民の自由である。
帰化をした場合の名前の決め方、悩み方。(その2)
- 2021.07.27(火)
- 帰化申請業務関連
帰化をする際、日本人となった後の自分をどう名乗りたいですか?
日本風の名前にしたい、本国の名前をそのまま使用したい、尊敬する日本人の名前にあやかりたい、、、などなど。
当事務所へ依頼される方たちの中でも最大の悩みの一つと言えます。
<通称名>なる制度により普段から仮の日本名を名乗っている在日コリアンたちは、それまで使用していた日本名に落ち着くことがほとんどです(最近では本国名をそのまま使用する方も増えているようですが)。
中にはそれまで使っていた名前とは全く異なる氏名を選ぶ方もいます(心機一転でしょうか?)。
僕は子どもらに「20歳を超えたら帰化するのは自由やけど、見た目も使う言葉も同じやから責めて名前くらいは残して頂戴よ!」と言っています。さもしい考えですが、、、
『本国名使用の門戸を開いた先人』として噂される孫正義のようにはいかないのでしょうね、、、







