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お金のこと一覧

帰化手続きにおいて韓国のパスポートを持っている方は韓国戸籍(家族関係登録)の提出は必須。

帰化許可手続についてお手伝いしていますが、なんといっても負担が大きいのが韓国籍の方の申請です。

他の外国人と何が違うのかというと、韓国には日本とよく似た制度として、国家が個人の身分関係を何世代にも渡って情報取集・管理している<家族関係登録制度(旧戸籍制度)>が存在していることです。

そもそもこれ自体、日本が植民地時代に持ち込んだ制度を踏襲して存在しているもので、世界の国々を見渡しても相当に珍しい制度と聞きます。

自分自身見たこともないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、韓国政府が発行した旅券(パスポート)をお持ちの方は全て韓国の家族関係登録簿に名前が登載されいます。

つい先日来られた年配の相談者も韓国パスポートを所持されていましたが、<1世の父が韓国に本妻がいる>との話を聞いたことがると言うので、ピンときた僕は早速領事館で彼女の家族関係証明書を入手、そこに載っている母の名前を確認すると、、、

案の定、実母とは違う女性の名前がありました。

多分、生前の父が良かれと思って(?)彼女を自身の嫡出子として韓国戸籍(旧)に載せてあげたのでしょう。

しかし、このままでは彼女の帰化は認められません。どうすればよいのかというと、

親子関係不存在(若しくは存在)の訴えを起こし、韓国の身分関係登録を否定(若しくは実母との親子関係を肯定)する判決を日本の裁判所でもらうことです。

現在の実務においては日本で判決を得られればよく、韓国で裁判を起こすことまでは求めません。

しかしこの裁判費用は100万円を超えます。

それに対して僕の帰化許可申請手続から得られる収入は20~30万円、何とも腑に落ちないものですが仕方ありません。

何も生産されない士業と言う職業について。

申請書の束を見て、『わー、準備大変でしたでしょう!』と言ってくれる方もいらっしゃるのですが、僕の職業は本当に仕事をしている様子がわかりにくいと思います。

パン屋なら出来上がったパンを頬張り、建築屋さんなら完工した自宅を見て、職人さんの仕事の成果を現物として見たり味わったりすることができる。

しかし、行政書士の仕事は依頼者に代わって問題を解決したり、役所への申請をお手伝いする仕事。

許可が出て許可証を見ることはあっても、それは紙切れ一枚。

それに10万、20万、30万と請求されると『吹っ掛けられた!』と思う方もいるかも知れません。

なので、極力事前の説明(手続きの流れ・所要時間・実費と手数料)に時間をかけるようにしています。(それすらも『聞いてないよー!』という困った人もいますが、、、)

最近では書面を利用して説明をすることも増やしましたが、これがなかなか難しいのです。

僕らの依頼される仕事がほとんどの場合ケースバイケースで、一律の見積りや所要時間が図れないからです。

それを逆手にとって料金を値切ってくる方もいらっしゃるので、本当に注意しなければならいと思うのです。

(昨日からの怒りがまあ癒されないので、ブログにぶつけてみました。)

長屋の利点。大阪市内の狭小住宅活用術。

少し前のエントリでも取り上げました通り僕は長屋に住んでいます。

周辺環境は決して良いとは言えませんが、、、(それどころか周辺500mの範囲で年間何件も殺人事件が起きる治安の悪いところ。)

長屋の良い点は何よりも価格が安いところ。

そして一番の利点と言えるのが土地をフル活用できること。

極端に言うと10坪の敷地に1階床面積10坪の家が建っています。

実際、僕の家の土地は隣を買い増しして20坪になりますが、その土地のうえに20坪の家が建っています。(しかも合法に。)

貧乏性の僕は(事実貧乏暇なしですが、、、)、20坪の土地を買って10坪そこそこの家を建てるいわゆる建売住宅を購入するとの発想はどうしても受け入れられませんでした。

大阪市内にはまだまだ活用できる古家(特に長屋がお勧め!)が残っていますので、どうぞそれを改良し、自分が理想とする間取の家を手に入れてみましょう!(建売業者に怒られそう、、、)

姉が長屋を購入しました。これで私たち家族全員が長屋住まいに。

昨年母が亡くなり僕の家族は姉と妹と僕の3人になりました。

僕は結婚後初めて買ったのが今の住まいで購入額は800万円。その後隣家が空きそれを超格安で購入しました。合体リフォームして、大阪市内で建坪20の2階建ての家を驚くほど安い値段で手に入れました。(しかもフルリフォームをしたのでほぼ自由設計です。)

これが我が家の小さな自慢です。

妹はもともとの実家を母が亡くなったあとにこれもフルリホーム。

こだわりのある人なのでテレビに出てきそうなくらいのデザイン感あふれる家に変わりました。

そしてこの度縁あって長屋をタダ同然で譲り受けることに成功、離婚後ずっと賃貸だった姉の住まいに提供しました。

どのような家に生まれ変わるか楽しみです。

これで僕ら姉弟3人とも長屋住まいとなりましたが、下手に何千万もする無機質な建売を買うよりはるかに経済的で自分や家族に合った住まいにできます。

何かを作ることが好きな自分の娘には僕もあこがれる「建築家」を目指せと言っています。

僕の地元にある『大阪偕星学園』山本監督の言葉。「貧乏でも野球は勝つ!」

インターネットのニュースサイト(ライブドアニュース)で『大阪偕星学園』山本監督のインタビュー記事が載っていたので紹介します。

「自分の子供たちを甲子園のグラウンドに立たせられて感無量です。」

甲子園出場が決まった同校野球部は、新しいデザインのユニホームを学校からプレゼントされたとのこと。

「本当に感謝しています。今まで子供たちには苦しい思いをさせてきたので。」

これまで用具メーカーを通さず、ユニホームや道具を購入。

「ダイレクトメールで来る“廃盤”を使ってました。去年のデザインで在庫処理になるものを格安で売ってもらっていた。」

練習用のユニホームは上下500円、試合用でもストライプ柄にKのマークが入ったもので上下1万円。

「お金がかからないんですよ。倉敷高のときも同じデザインだったんですが、Kのマークはマジックで書いていたんです。」

スパイクは980円だ。

山本監督いわく、「スポーツってね、国籍、肌の色、お金持ち、貧乏とか関係ないんですよ。野球がうまい奴が勝つ。貧乏でもお金持ちに勝てるんです。野球をしてるときくらいは、子供たちにそういう夢を見させてあげたい。」

「前任の高校で突然、部員が来なくなった。何でかと聞いたら部費が払えないから。僕がその子の家に行くと、母子家庭でお母さんが真っ黒に手を汚したまま出てきた。ガソリンスタンドで働いてたそうです。なのにプッチンプリンを出してくれて…。もう涙が出ましたよ。それでお金はいらないから、野球をやろうと言ったんです。」

だからこそ、「この学校でも<strong>お金がない子たちにすべてを合わせる。</strong>遠征費も1日3食ついて2500円のところに泊まってきた。」

家庭環境に配慮したチーム作りをしてきた指揮官。

「お金がないから野球ができない、勝てないというのはおかしい。そういう姿を甲子園でも見せられたら。」

同校の選手達と山本監督の活躍を期待したい!

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