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お金のこと一覧

相続を円満に終わらせるための秘訣。

年配の方からの相談で多いのが自分が死んだあとの相続問題です。

誰しも死を迎えるに当たって直面する問題ですね。

特に一生懸命に稼いだ資産が沢山あるほど悩ましいものです。

自分が死んだあとに残された家族が揉めることなく円満に遺産を分けてくれたら、、そんな思いを持つものです。

相続問題で残された家族が手続上、また分け方のことで揉めないようにするには、何と言っても遺言を残すのが一番です。

いちばん簡単なやり方としては「自筆証書遺言」と言ってただの紙にボールペンで書き残す方法があります。

以前、「韓国に帰った親族がいてその者が相続人の一人になるのだが、行方がわからない」ケースがあったのですが、後日亡くなった方が書き残した「全財産を○○○○○に相続させる。」との遺言書が見つかり事無きを得た事例もあります。

これが有ると無いとでは相続手続きに大きな差が生じてました。

財産が多い方は是非ともご一考を。

相続のことを考えて「帰化」をしたいとの在日コリアンからの相談への回答。

「帰化をしておいたら自分が死んだとき残された家族が手続き上面倒な書類(韓国戸籍等)を用意しなくてもいいので、この際帰化をしようと考えています。」

このような相談を多くいただきます。

結論から申し上げますと「帰化をすることで逆に準備する書類が増えます。」となります。

何故なら、帰化をすることで「日本の戸籍謄本」はもちろんのこと、帰化前の「本国の書類(出生から帰化までの韓国除籍謄本や家族関係登録事項別証明書類及びそれらの日本語訳)」も用意する必要があるからです。

帰化したからと言って過去の身分関係の立証が省略される訳ではないと言うことです。

また、法務局が提供しているサービスとして「法定相続情報証明制度」がありますが、一度でも外国籍であった者はこれも利用できません。

と言うことで僕がおすすめするのはやはり「遺言書を準備してください。」となるわけです。

法定相続人の一人が韓国に居たり、北朝鮮へ帰ってしまったような場合は尚お勧めします。

「自分がいつ死ぬか」は当の本人にも分からないことなので、死ぬ直前とはまさに〝今〟かもです。

寅年の二男を連れて信貴山に行ってきました。

今年は寅年で何年かに一度の良い年だそうで、金運アップを祈願するために寅に縁の深い(?)信貴山に登ってきました。

「混んでいる」との妻の事前リサーチを信じて朝早くに家を出発。

9時前に到着するとまだ人はまばらでした。

何処を参ればいいか分からないほど沢山の神が鎮座しているお寺で、僕達家族は右往左往を繰り返しながら約2時間かけてスタート地点にたどり着きました。

来たときとは違って多くの参拝客と車で辺りは大変混雑していました。

今年は新しい取り組みも始め社員も増えるので少しの神頼みに行ってみましたが、どんな御利益があるのかは年の瀬に判明することでしょう。

法人が銀行口座を作るときの苦労について。自分のお金を預ける困難。

銀行ほど自分本位な営業をするサービス業態を僕は知りません。

僕も若かりし頃街の金融機関でお世話になっていた身。

銀行側の姿勢が全く理解不能とまでは言いませんが、法人が口座を作るときの対応たるや『一番最初に開設した銀行がババを引く』からとお客様へ暗に示しているようなもの。

クライアントの中にはサラリーマンから独立して起業、経営者としてのビザ(経営・管理の在留資格)を取ろうと会社を設立する方が多いのですが、彼らへの冷たい処遇は許しがたいものがあります。

『会社が軌道に乗れば取引してあげる』と言わんばかりの態度で外国人経営者の処遇を恣意的に判断しているように見えます。

起業した本人からすれば『その時にはあなたの銀行に用はありませんよ。』となるのは当たり前。

既存の安定したパイの取り合いをいつまでも続けている業態は廃退するもの。すでにそれが目前に迫っていることに気づいてないのでしょうか、、、

<リスクを取って成果を得ましょう。>

日々の業務で外国人ビジネスマンから僕が学ばせていただいているマインドです。

士業がいただくお金の話。士業を探す際の選択基準は何ですか?費用?それとも経験値?

僕達のような士業(サムライ業と言います、行政書士や弁護士など。)に仕事を依頼するとき、何を一番に優先して数ある事務所からどこを選ぶか?

僕の事務所へ依頼される方の多くは人伝の紹介によります。

また、ホームページやブログを見て来られる方も結構な数にのぼります。

紹介の場合の成約率は100%に近く、僕を推薦してくれた方が僕のことを随分推してくれたのだなと感謝するばかりです。

一方、ホームページなどからアクセスが来る場合の成約率は50%を下回ります。

成約しないケースの多くは、言葉には出しませんが「費用が高い」のが理由かと思います。

あちこち検索しておよその費用を下調べされてるのでしょう。決して悪いこととは思いません。

そんな方に費用を説明する際に僕は次のような例え話をします。

「安いところが全部そういう訳ではありませんが、例えば20万円で完成品を売っているパソコンショップと10万円でパソコンの部品と説明書をセットで売っている店があったとしたらどちらを選びますか?」

もちろん自分で組み立てる『過程』とその『仕上がり』のどっちも楽しみたい方なら前者が断然お得でしょう。

しかし僕達のような士業へ依頼される方のほとんどは後者の方が圧倒的多数と考えます。

当然僕の事務所が提供しているのは完成品で部品の素材も厳選して制作しています(あくまで自己評価ですが、、、)。

僕がもし弁護士を選ぶならまずは知り合からの紹介に頼って、インターネットから情報収集し、最後は直接会ってその先生の人物像や事務所の雰囲気を感じ取る順番で進めますね。

料金は最後に交渉してみますが重きを置きません。

値切ったところでその先生が僕の依頼にかける時間や意気込みをその分差し引かれるのが落ちですから。

ちなみに、好立地でやたらと大きく豪華な事務所へは僕は行きませんね。そこへ無駄な経費がどれくらい注ぎ込まれているかと思うと、正確な費用の見積もりが想像できませんものね。

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