ブログ記事一覧
入管の窓口で「不許可になった理由」を聞いて一生懸命に抗議する女性を見ました。
- 2023.02.25(土)
- VISA・在留資格関連
話の内容から就労ビザへの変更が認められなかっなかった会社側の方のよう。
申請書に『申請人に接客をさせる』と書いたことで不許可になったもよう。
「私は正直に書いたのに少しも接客業務をさせられないのか?」とずっと抗議していましたが、正直に書いたから通るものではありません。
このブログでも何度も説明しましたが外国人が就労ビザを取ったからと言ってどんな仕事でも自由にできるものではありません。
これを誤解している日本人雇用主が本当に多いように思います。
またそのことを知りながらワザとさせている雇用主も多くいます。
見つかれば就労ビザの外国人は最悪強制退去、雇い主が外国人の場合も強制退去です。
一方、雇用主が日本人の場合は罰金で済みます。
何とも不公平な結末になります。
不許可の判定を受けたその女性雇用主はいよいよ涙を流し始めました、、、
その涙が有益に働くことは無いだろうに。
在日コリアンが婚姻届をする際、「本国の独身証明書を持参するよう」に言われたらどうする④
- 2023.02.24(金)
- 国籍・家族関係登録(戸籍),戸籍・住民登録
役所の職員いわく「あなた達夫婦が婚姻中であること証明する書類を持参してもらわないと『夫・妻』として載せることはできません」と言うのです。
「いやいや、つい先日〇〇市役所で婚姻届を出したばかりで離婚などするわけ無いでしょ!」と言う夫に、「だからそれを証明してもらわないと、、、あなた方は日本人じゃないので日本の戸籍が有りませんからこちらでそれ(離婚していないこと)を確認する方法が無いんですよ」と役所の職員。
ウソのようでホントの話。
事実、役所の人間が言っていることは正しいのです。
在日コリアンとて、何世代にも及んで日本に住んでいたとて、『外国人である』ことは昨日今日日本にやってきた外国人と何ら変わりありません。
『本国のパスポートが無い、ましてや本国に身分登録が無い』なんてあり得ないと考える役人の常識は決して非常識ではないのです。
在日コリアンが婚姻届をする際、「本国の独身証明書を持参するよう」に言われたらどうする?③
- 2023.02.23(木)
- 国籍・家族関係登録(戸籍),戸籍・住民登録
昨年こんな相談を2件受けました。
とある地域に住む在日コリアンの方が市役所で婚姻届を出しました。
結婚式を終えて新居に引っ越しをしたあと住所変更をしようと新しい住まいの管轄市役所を訪れ夫婦て転入届を出しました。
その後、社会保険の手続用に自身の住民票(妻が載ったもの)を請求したところ、、、
何と妻との関係が『同居人』となっていたのです。
すかさず「これは間違いですよ」と窓口へ訂正を求めたところ、思いもしなかった回答が、、、
【長いので続く】
話題のChatGPTを使ってみました。
- 2023.02.21(火)
- ただいま休憩中・・・
世間を賑わせているChatGPTを使って様々な質問をしてみました。
僕の仕事に直結する業務に関する質問から低迷中のカフェの売上げアップの方法、米国株式の今後の値動きまで、様々な質問を投げかけてみました。もちろん日本語でです。
内容、文法、具体性など、ほぼコチラが求めていた回答を返してきました。
AIの進化のスピードは人間の予想を遥かに超えているとのこと。
残る職業と無くなる職業を推測したとき、今の仕事に胡座をかいていては駄目なんじゃないかと怖くなりました。
ユーチューバーとして日本で活動したい外国人はなんのビザを取ればいいのか?
- 2023.02.20(月)
- VISA・在留資格関連
「ユーチューバー」はスッカリ職業として認知されていますね。
子どもたちの「なりたい職業」ランキングでも上位に上がってくるのだとか。
一度こんな相談を受けました。
「日本で留学中に日本各地の名所を紹介する動画をユーチューブに上げているとそれがバズッて今ではユーチューバーとして結構な収入を得ています。卒業後はユーチューバーとして日本でやっていきたいのですが、何のビザを取ればいいですか?」
その質問に対して僕は即答できませんでした。
頭を巡らせても当てはまるビザが思い浮かばなかったからです。
そこでいつもの例え「カリスマ美容師」の登場です。
『ヨーロッパで活動する「カリスマ美容師」をスカウトした日本の有名美容院がその美容師を日本で働かせる方法は無い』※一部特区においては認められる。
美容師としての活動をカバーするビザが日本にはありません。それと同じように現時点でユーチューバーとしての活動をカバーするビザが確立して無いと思います。
一度入管にも問い合わせてみましたが、少なくとも大阪入管においてはユーチューバーにビザを出した例は無いとのことでした。
個人的には「興行」ビザが一番近いように思います。
働き方や職業、『家族』の在り方が多様化する昨今、外国人に与えるビザもより多様化することが求められているのではないでしょうか?