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外国人学校一覧

ブラジル人の子どもたちが集う滋賀県にある日本ラチーノ学院が「せやねん!」で紹介されていた件。

以前、このブログでも紹介したことのあるブラジル人学校「日本ラチーノ学院」がMBSのせやねん!で取り上げられていました。

過去のリンクは⇒ここ‼

事前に放送されることを知らされていなかった僕は、車中テレビで少ししか見られなかった。(とても残念、、)

前に学校へ行ったのはちょうど1年前の学校法人の評議員会のとき(僕はこの学校の評議員をしているのでした!)。

少子化の影響で日本の公立学校でも統廃合が進む中、少ない人員で何とかやり繰りしている学院。

そのような苦しい状況の中でも頑張っている生徒たち。

学び舎で無邪気に笑う子どもたちの姿に、国籍や出自、民族や宗教を重ねてみることなど到底できないと思うのだが。

同じく”日本に住む子どもたち”が通う朝鮮学校へ差別の限りを尽くす日本政府の”目”には、その子どもたちは一体どのようにうつっているのだろうか。(角でも生えて見える?!)

都構想が頓挫した後の大阪の行く末。(簡易宿泊所営業についての問い合わせが増えている件。)

久しぶりの投稿です。

大阪でヤミ簡宿の経営者が逮捕されたとの報道がありました。
無許可で簡易宿泊所を営業した旅館業法違反の容疑です。
去年の暮れから僕のところにも旅館業の許可、特に簡易宿所(業法による呼称)を営業したいとの問い合わせが増えていました。
外国人観光客の集客に欠かせないホテルや旅館などの宿泊施設の数が、大阪では特に不足していると聞きます。
そんな中、空きビルや空室の目立つ賃貸物件の有効活用の方法として簡易宿所の営業を試みる方が多いのでしょう。

ところが、神奈川県川崎市で起こった簡易宿泊所火災事故以降、大阪でも業法7条に基づく立ち入り検査が実施されたと聞きます。
が、これの対象は当然許可業者のみとなります。
すなわち、無許可営業を行っている業者へは業法に基づく立ち入り検査は行いえないのです。

そこで起こったのが今回のヤミ簡宿業者の逮捕。
しかしこれは手始めに過ぎません。
今後、「シェアハウス」や「ウィークリーマンション」と称してその場しのぎの『賃貸契約書』を巻いているグレーゾーン事業者さんも言い逃れできない状況に追い込まれることでしょう。

しかし、実際問題として観光客の受入にいわゆるヤミ簡宿やグレーゾーン事業者が担っている役割は大きく、行政側は規制強化と並行して何らかの対策を講じるべきではないでしょうか?

以上、都構想が頓挫した後の大阪の行く末が心配でならない一市民の意見でした。

 

[参考法令]
旅館業法
<b>第十条</b> 左の各号の一に該当する者は、これを六月以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。
<b>一 </b> 第三条第一項の規定に違反して同条同項の規定による許可を受けないで旅館業を経営した者
<div class=”item”><b>第七条</b> 都道府県知事は、必要があると認めるときは、営業者その他の関係者から必要な報告を求め、又は当該職員に、営業の施設に立ち入り、その構造設備若しくはこれに関する書類を検査させることができる。</div>
<div class=”item”><b>2 </b> 当該職員が、前項の規定により立入検査をする場合においては、その身分を示す証票を携帯し、且つ、関係人の請求があるときは、これを呈示しなければならない。</div>
<div class=”item”></div>
<div class=”item”></div>

新たな校舎でのスタート。在日ブラジル人学校『ラチーノ学院』の校舎移転開校式へ参加しました。

滋賀県東近江市甲津畑町にあった「東近江市立甲津畑小学校」は、児童数の減少で2011年に近隣の小学校との統廃合により閉校となった。
kosha※写真は旧甲津畑小学校HP抜粋
この度、在日ブラジル人学校として各種学校・学校法人の認可も得ている『日本ラチーノ学院』が、閉校により手付かずとなっていた甲津畑小学校の校舎を借りての運営にこぎつけたのだ。
東近江市並びに甲津畑町自治会、近隣住民の理解と多大な協力により成し遂げられた大変有意義な校舎移転である。
今日、その最初のイベントとも言うべき開校式へ招かれて出席した。
IMG_3452
東近江市長はじめ沢山の来賓の方々と学校職員並びに新たな校舎と広いグランドと体育館を前に胸を躍らせる子どもたちの表情が何よりも印象的だった。
校舎はとても綺麗で整備が行き届いており、何といっても学校全体のたたずまいがともて美しかった。

これまで学校運営に少しでも携わることができたことを喜ばしく思う。

IMG_3457
今後も関心を持って見守っていきたい。

いじめを公然と行う者が『いじめを根絶させる!』と息巻いていることの矛盾について。

欠かさず傍聴を続けているいわゆる『高校無償化裁判』の傍聴に行ってきました。
大阪地裁で行われていますが、定員オーバーなので傍聴券をめぐって毎回抽選が行れるにぎわいよう。
いつもと同じ202号法廷(かなり広い)は、裁判官3人に原告側・被告側合わせて30人近い人々が席を埋めていて、それに傍聴人を含めると100人近い人数になるのでは。(こんな場所で不謹慎と知りつつ、不覚にも裁判官席に座る綺麗な女性判事に一瞬見とれてしまった!)
原告代理人はそのほとんどが正義感に満ち溢れた弁護士たちですが、僕の知るところでは彼らのほとんどは手弁当で今回の裁判に関わっているとのこと。
この裁判に臨む意気込みの強さは如何ばかりか想像できよう。
それに対して被告(国)側は多分ほとんどが公務員です。
勤務先の会社(日本国)が倒産する心配など無く、当然ですが会社の利益のために全力で参戦している生粋の公務員軍団。
この2者が同じ土俵であいまみえているのです。

この裁判に関しての僕の個人的な意見としては、国が間違いを認めて早くこの争いを辞めればいいのにと思うのです。
どう考えてもこれは朝鮮高校生を狙い撃ちした明らかないじめでしょう。
日本の国は特に学校でのいじめ問題の解決に取り組んでいるはずでは?
社会からいじめを無くそうと取り組むのであれば、まずは自分達が模範を示すべきではないのでしょうか。

子ども達の世界でも、得てして『いじめる側』はその認識がなかったりするものです。
『いじめられている側』が声をあげて初めていじめが発覚するものなのではないでしょうか。
今回の裁判を通して『いじめられている側(朝鮮高級学校)』は誰の目にもわかるように声をあげています。
あとは『いじめる側(日本政府)』がその声にどう対応するかにかかっていると思うのですが、、、(そもそも子ども相手に一国が全力で争うようなことなの?)
それだけの話ではないのでしょうか?

母国語の難しさを身にしみて感じていること。

2ヶ国語を使いこなすことは本当に容易ではないと、最近つくづく思う。
日本で民族学校に通い朝鮮語を12年に渡って学んだにもかかわらず、この仕事を始めてわかったことは、自分か母国語をまったく話せないという事実。
正直、テレビで見るスマップの草薙剛の方が断然に流暢に韓国語を話していた。
それを見て本当に悔しく思ったものだ。
当時、韓国の方と話す際は極力韓国語で話すようにしていたが、相手が途中から日本語で話し始めることが多かった。
そんなときは“くっそ~”と悔しがったものだ。
それでもめげずに韓国語を話すようにして、いつしか僕の韓国語に日本語で返事を返す人は居なくなった。

日本で生まれ日本人として生きる選択肢も用意されているが、あえて外国人として生きる自分のアイデンティティーの一部として、これからも母国の言葉を学び続け極めることが一つの目標でもある。
そしてこの仕事をリタイアしたとき、いつか見た『裁判所で流暢に韓国語を話す法廷通訳の女性』のように、日本と母国の狭間に立って活躍できたらなと思う。
ちなみに今の僕の朝鮮語のテキストは、NAVERの웹툰(ウェプトゥン)である。マンガのセリフを繰り返し練習してます!

※韓国語のブログも復活しましたので、よろしければ一読を!

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