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2011年記事一覧

再審開始決定。

ここ最近、立て続けに明るみになる冤罪事件。
警察や検察のずさんな捜査に問題があることは確かでしょうが、それを裁く裁判官の役割にこそ、問題が多かったのではないでしょうか。
間違いを犯した人間は、一般人であろうが公務員であろうが、ペナルティは公平に受けるべきだと思う。
検察叩きもいいが、25年もの時間を奪い去った判決にこそ目を向けるべきだと思う。
いずれにしろ、罪を着せられた人間と被害者遺族の時間と無念が癒されることは、永遠にないのだろう。

ザ・公務員。

権力を握るとそれを履き違えて行使しようとする人間がいる。
僕のこれまでの経験では、特に公務員にそのような人物が多く、与えられた権力や肩書きを自身が生来持って生まれたかのように、お客様であり自分達が存在できている唯一の根源でもある『市民』に対して、横柄でぞんざいな態度を取るのだ。
つい先日も僕が頻繁に出入りするある役所で、相談に訪れた一市民である僕に対して、余程怒鳴りつけてやろうかというような冷酷な態度で接する公僕がいたのだ。
自分のことであれば『責任者を出せ!』となるのだが、依頼人を代行して行っている身、そこはグッとこらえるしか無かったのだ。
僕は何も通らなかったものをくつがえせと頼みに行った訳ではない。
将来ある若者の未来を案じて、再申請のヒントを得る話し合いがしたかっただけなのだ。
それすらも彼らに言わせると『我々の感知しないところ』で片付けられてしまえるのだろうか。
僕の部下でお客様にあのような態度をとる人間がいたら、即刻クビだ。
お役所仕事さまさまの話でした。

事務所選択の自由。

韓国の方の依頼が比較的多い私の事務所ですが、彼らは事務所へ来ても堂々としていて、『知らないことだらけだ!手伝ってくれ!』とへりくだることなくズンズン迫ってくる。

これはお客様としては当然の姿だと思う。

お金を払って業務を依頼する側は、『自分達がどうしてほしいのか』、『事務所では何をしてくれるのか』について具体的に話し合うべきで、その最初のコンタクトが業務遂行で非常に大事になると同時に、依頼者ではなく、依頼を受ける側が主導権を持つべきではないと考える。

私の事務所でも次の様なケースが何度かあった。

ある仕事を弁護士へ依頼したのだが細かな書類作成を指示されてしまい困っているので、その書類の作成をお願いしたいと。

私としては一向に構わないのだが、依頼者は弁護士事務所と私の事務所とに二重の手数料を支払わなければならず大変もったいないと思うのだ。

数少ない韓国人以外の相談者の方々は、法律関係を扱う事務所ということで敷居が高いと感じているのか、皆さん大変遠慮がちで消極的に思える。

行政書士事務所でそうならば、弁護士事務所などでは言いたいことも言えてないのじゃないかと感じてしまう。

韓国の方の傾向として、弁護士などの法律家へ依頼するときの基準は『とにかく大きな事務所へ』だそうだ。

決して間違ったチョイスではないし、感覚としては『町の電気屋よりも家電量販店へ』ぐらいのものだろう。

その善し悪しは顧客自身が判断するとして、韓国人のそういったものの見方も参考にして、業務依頼先を選択されることをお勧めします。

それでも明日は訪れる。

大阪首長選挙は橋下氏率いる維新の会の快勝に終わった。

周辺からは、『これで弱者切捨てが加速し、我々(在日コリアン)がますます苦しい立場にさらされる』との声が聞こえる。

実際そうなるだろう。

勝ったものは民意を旗印に自分達の考えをどんどん押し進めて行くのでしょう。それが正解かどうかは将来その民意を表明した人々が直に判断することになるでしょうが。

維新の会には、反対意見としての民意も汲み取った政策を進めていただければと個人的には思います。

話は飛躍するが、先日卒業してから20年振りの同窓会に参加した。

そこではほとんど学生時代話をしたこともない人達とも話すことができて、本当に有意義な時間が過ごせた。

それぞれ各分野で活躍している人もいればそうでない人間もいるわけ訳だが、あの場所ではそんな社会的な肩書きや身分などは全て取り払われて、学生時代にそうであったように本質の人間性のようなものが試される数少ない機会だと思う。

歌がうまいとか、スポーツに長けているだとか、男だったらケンカが強いだとか・・・

普段の社会生活では味わえない『醍醐味』を存分に味わえた。

学生時代にこれと言った活躍もしていない私は自己紹介からはじめなければならない場面が結構あって、20年経って今更という感じもあったが、それもまた面白く思えたのだ。

『自分が何者であるか』を教えてくれ、本音で話せる大切な仲間を、これからも大事にしようと思ったのだ。

維新の会には、こんな仲間達との絆を育んでくれた在日コミュニティーや民族学校を、『海を越えた異国の脅威』を理由にイジメないでいただきたいのだが。

年賀状に大掃除に。

毎年この時期になると気がかりなのが、大掃除と年賀状。

独立してからは個人と会社とで300枚以上の年賀状を出しているが、もらうのはその半分くらい。

特に気にしてるわけではないが割には合っていない。

最近はメールやツイッターもあって『挨拶の電子化』が進むが、自分は紙媒体での年賀状の方が気に入っている。

とりあえず今日は枚数を確認するだけにとどめて、文面などは明日以降に先延ばし。

あと、

家の前のドブさらいの強烈な臭いを想像すると、年々正月がイヤになるのである。

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