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出自にあまりこだわりを持たないブラジルの方の国民性についてのコラムを読んで思ったこと。
- 2016.07.21(木)
- ただいま休憩中・・・
リオデジャネイロオリンピックが近づいてきました。
今朝の朝日新聞朝刊のコラムによると、卓球のブラジル代表選手6人のうち4人が日系ブラジル人だとのこと。
これにブラジルのマスコミ等が反応することはほとんどないらしいのだ。
ブラジル国民の99%以上が国外出身者であるのがその理由だとか。
日本であれば選手の名前や見た目から、「どこかのハーフか?」や「帰化したのか?」等当然のようにその選手の出自に興味を示すことが多いように思う。(コラムでもそう取り上げていた。)
氏名の一文字に「金」や「姫」、「淑」、「範」等の文字を見つけては、その有名人を「在日コリアンか?」とみてしまう自分自身も、その有名人の出自について関心を示しているのだなと思った次第。
コラムではさらに、日本のスポーツ界(男子バレーを例に挙げて)の強化策として、体格の良い外国人の血を混ぜることを推奨するブラジル人スポーツ選手の見解を紹介していたが、まさに理にかなった考えだと思ったのだ。
お終い。
ブラジル人の子どもたちが集う滋賀県にある日本ラチーノ学院が「せやねん!」で紹介されていた件。
- 2016.07.16(土)
- 憤慨
以前、このブログでも紹介したことのあるブラジル人学校「日本ラチーノ学院」がMBSのせやねん!で取り上げられていました。
過去のリンクは⇒ここ‼
事前に放送されることを知らされていなかった僕は、車中テレビで少ししか見られなかった。(とても残念、、)
前に学校へ行ったのはちょうど1年前の学校法人の評議員会のとき(僕はこの学校の評議員をしているのでした!)。
少子化の影響で日本の公立学校でも統廃合が進む中、少ない人員で何とかやり繰りしている学院。
そのような苦しい状況の中でも頑張っている生徒たち。
学び舎で無邪気に笑う子どもたちの姿に、国籍や出自、民族や宗教を重ねてみることなど到底できないと思うのだが。
同じく”日本に住む子どもたち”が通う朝鮮学校へ差別の限りを尽くす日本政府の”目”には、その子どもたちは一体どのようにうつっているのだろうか。(角でも生えて見える?!)
外国人が日本の役所へ提出した出生・婚姻・死亡等届出書は半永久的に保存されるのだが、大阪市がこれを一部紛失していた件。
- 2016.07.14(木)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) , 帰化申請業務関連 , 相続・遺言
僕も含めて日本で生まれた外国籍の人間は、多くは日本の役所へ出生届を行う。
また、結婚した場合も外国人の多くは日本の役所へ届出る。外国人が死んだ場合もしかり。
これは、例えば出生だと産婦人科等で医師が出生届とセットになった出生証明書を交付することから、当然それは日本のものとなっていて、先に日本の役所へそれを提出して、その後「受理証明書」を交付してもらいそれを本国へ報告的届出として申告するのだ。
今朝の朝日新聞朝刊によると、大阪市の役所(天王寺、淀川区を除く)が外国人が行った各種届出書の一部を紛失していたとのこと。
これは、先に説明したように既に本国への報告的届出を行っている場合は良いのだが、それを行っていない方にとってはとても由々しき事態だ。
日本の役所へ提出した届出書の写し(記載事項証明書と言う)を必要とする場面は以外に多い。
韓国への戸籍整理(何度も言いますが今は家族関係登録制度になっていて戸籍は存在しない)や帰化許可申請手続、相続の際の不動産登記、また遺族年金受給の際の親子関係の証明資料等として添付を求めらることがあるから。
役所が紛失したことそれ自体を責める気はないが、特に在日コリアンの場合歴史的経緯から見ても本国に身分登録がないことはいたし方なく(特に朝鮮籍の方は本国に身分登録それ自体がない)、あらゆる場面でもう少し柔軟な対応を希望するのだ。
OKFC、大阪コリアンフットボールクラブのご紹介。<サッカーは国境を越える?!>
- 2016.07.12(火)
- ただいま休憩中・・・
僕の友人がサッカーのクラブチームの運営に携わっています。
それが今回のお題にある<大阪コリアンフットボールクラブ>というチームです。
2013年にクラブを法人化することを決め、大阪府より特定非営利活動法人(NPO法人)の設立認証を得ました。
それにより、僕らコリア民族が苦手とする「全て記録に残す組織運営・責任の所在をハッキリさせる組織運営」にあえてチャレンジしています。
僕も理事の一人として運営に関わっていますが、現在の悩みはアカデミーの生徒数をどうやって伸ばしていくか。
在日コリアンがメインの”特殊”なスクールでもあり、さらには少子化の影響もあってスクール生の数は頭打ち状態。
このブログをきっかけに多少なりとも認知度が上ればと、呼びかける次第であります‼
ちなみにトップチームは関西1部リーグ優勝争いをするレベルで、今年も気合十分です。
興味のある方は下記のリンクから。
ホームページ ⇒ 大阪コリアンフットボールクラブ
ジャーナリストに徹する池上彰さんのような方にこそ、政治をやってほしいと思うこと。
- 2016.07.11(月)
- 帰化申請業務関連
参院選が終わり、それよりも盛り上がる様相を呈している都知事選が始まろうとしてますね。
政治に興味がなくは無いのですが、いかんせん選挙権を持たない在日外国人の僕は、今の日本を支配する得体のしれない「空気」に全て乗っかるしかありません。(日本の政治がどこに向かおうが他人任せの状態です。)
それもこもれ自分が選択した(消極的選択ですが)ことなので文句は言えません。
この状態がどの世代まで続くのか僕にはわかりませんが、日本国の国民たる<日本人>とならないことには日本で生き死んでいくのにアンフェアなことが多すぎるように思います。
日々、日本国籍取得のための帰化申請の手続をフォローしている身でありながら、いまだに整理のつかない曖昧な理由で在日外国人をやっている自分にもどかしさを覚える今日この頃なのでした。
お終い。