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2025年記事一覧

経営・管理の在留資格厳格化に急ぐ駆け込み需要。僕の事務所での受任は締め切りました。

10月中旬からの厳格化(資本金3000万円他)がほぼ決定している経営・管理ビザについて、毎日のようにオファーが来ます。

誠に残念ですが、リミットがる仕事を制限なく受けることはできず、今抱えている10件以上の仕事を優先してこなすために、お断りしている状況です。

こういった時に限って他の業務も依頼が沢山来てしまっているのもこれ以上依頼を受けられない一因。

幸せな悩みですが休みなく働いていて毎日頭がボーッとしています。

外国人起業ビザ「経営・管理」の資本金3000万円案は本当に効果があるのか?

日本の出入国在留管理庁は、在留資格「経営・管理」の取得要件を厳格化する方針を固めました。

具体的には、現在「500万円以上」とされている資本金要件を、6倍の「3000万円以上」に引き上げる案が検討されています。

韓国の3000万円、シンガポールの1100万円など、「国際水準に合わせる」という理屈は分かりやすいかもしれませんが、『主な取り締まり対象』とみなす相手には何の効果もないと考えます。

むしろ大規模な資金力を持つ一部の中国系事業者などが参入しやすくなり、結果的に「中国人比率が高まる」だけで、制度の根本改善にはつながらないのではないでしょうか?

「悪用防止には実態調査の強化が最も効果的」との意見も出ていますが、僕もそちらに賛同します。

このまま資本金の数字だけをいじっても、実際の悪用パターンが変わるだけで、いたちごっこになる可能性が高いからです。

本当に必要なのは、実際に事業が動いているかどうかの調査を強化することではないでしょうか?

現場での実態把握を徹底すること、そのために入管庁への人員・予算を拡充することだと考えます。

省令ひとついじるだけでどれだけ現場が混乱するか、『上の方たち』は全くわかっていない。いや、そもそも知ろうともしないのでは?

日々現場で汗を流す彼らを見ていて、つくづくそう思うのだが、、、

映画「国宝」を観てきました。最終時間帯の上映にもかかわらずほぼ満席状態!

巷で話題の映画「国宝」を観ました。

3時間の長編でしたが歌舞伎を演じている場面を含め退屈だと感じることはありませんでした。

これまで全く興味のなかった歌舞伎など、日本の伝統文芸を一度見に行って観ようかなと、新しい気付きももらえました。

いつもなら映画が終わった後、誰よりも早く席を立つ気の早い妻ですが、最後列のど真ん中に席と取ったことと満席状態のためにエンドロールを最後まで見ることに。

それでも一つだけよかったことが。

エンドロールの最後に見た、監督『李相日』の表示。

知ってはいましたが、この映画を在日コリアンの監督が撮った作品であることが僕は痛快で仕方なかったです。

「外国人によるいいニュース」なので、あまりヒューチャーされないでしょうが、、、

会社経営者は帰化申請においても永住申請においても不利。独身のサラリーマンが1番楽な事実。

3度目の永住申請の結果も不許可となってしまった依頼者がいます。

彼女は夫が経営する法人の取締役に名を連ねていて経営に携わっているとして、永住審査においてはその会社も審査の対象となってしまします(彼女の場合は夫が代表取締役なので本人が取締役でなくてもどのみちそうなるのだが、、)。

帰化の場合においても会社に債務超過があれば許可をもらうは難しく、もちろん社会保険への加入は必須だ。

そう考えると帰化においても永住申請においても会社経営者の身分は重荷にしかならず、1番てっとり早いのは所得税の確定申告をしていないサラリーマンでかつ独身の人。

はたから見ると会社経営者の身分は良く見られるかも知れないが、実情は皆苦労されているケースが多いです。

若者には企業して社長になることを推奨している僕ですが、実際の経営の現場と実情を考えると、ハムスターのように会社に雇用されて回し車を走り続けるのも悪くはないのかも知れないと思うのでした。

 

えつ、経営管理ビザの投資額要件が6倍に!巷を賑わせているウワサ話の真偽は?

皆さん、下の表をご覧になりましたか?

日本の入国管理局が経営管理ビザの要件である投資額500万円を6倍の3000万円に釣り上げることが概ね決まったとの報道が本日ありました。

耳を疑う内容で僕も驚いています。

実際にいつからこのルールが始まるかは不明ですが、日本への移住を考えている方は急いだほうがいいかもです、、、

あと、消費税免税の恩恵が受けられなくなるなど、投資する外国人への不公平も生じることから、このままプラン通りに進むのかも注視していきたいと思っています。

取り急ぎ、情報提供でした。

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